おもてなしを仕事にする ホテルマン no.2
先日、ウェスティンホテル仙台にてホテル・ブライダル見学会が開催されました。
初めて高級ホテルを訪問したという高校生たちは目を丸くしてホテルのきらびやかさに驚いていました。
ウェスティンホテル仙台の方からのホテルの説明の中で、ホテルが提供するものには「五感で感じる快適な空間」があるとおっしゃっていました。
ホテルの仕事は、人が大切であることはなんとなくわかると思います。たとえAIが発達しても一人ひとりにきめ細やかな温かい対応ができるのは人です。つまり、ソフトです。
しかし、圧倒的なきらびやかさなどは、ハードの部分。それも五感に訴えかけるものもホテルには重要なものです。
五感に訴えるおもてなし
たとえば、ウェスティンホテル仙台では、ベッドは「ヘブンリーベッド」(天国のようなベッド)雲の上の寝心地を体験できるベッドです。ふんわりした肌触りで雲に包まれた感じのベッドです。これは「触覚」に訴えるものでしょうかね。
そして、高層ビルからの眺め。仙台の夜景もきれいです。「視覚」です。
おいしいケーキもいただきました。高校生は「いくらでも食べられるー」と叫んでいましたが...。
嗅覚では、お料理の香りはありますが、ホテルの中のほのかな香りも重要です。ウェスティンホテルではホワイトティーの香りがあります。落ち着く香りが和ませてくれます。
そして、適度な静けさも重要。
このように五感に訴えるおもてなしを考えていくのもホテルマンのお仕事なのです。