洋食テーブルマナーでおもてなしを学ぶ!
去る6月19日、仙台YMCA国際ホテル製菓専門学校ホテル科、国際おもてなし科、ホテルパティシエ科1年生対象に洋食テーブルマナーを仙台ロイヤルパークホテルで行いました!
仙台ロイヤルパークホテルは緑豊かな仙台市郊外にあり、仙台市街から気軽に行ける場所にありながら、ゆったり優雅な時間を過ごせるとても素敵なホテルです。
テーブルマナーの前にホテルの見学をさせていただきましたので、そちらの様子から。
まずは、チャペル!
ホテルの庭にあるこちらのチャペルの壁の色は白で、たくさん飾られているバラも白。
仙台ロイヤルパークホテルのモチーフにバラが入っていることからバラが使われているそうで、実はバージンロードにも白バラがぎっしり!
バージンロードはガラス張りなので、学生たちは一歩踏み出すだけでも緊張していましたが、次の場所に移動する頃には笑顔で記念撮影などしていました。
こんな素敵なチャペルで実際に結婚式を挙げられるなんて、夢のようですね。
こちらは天皇陛下も宿泊するロイヤルスイートルーム。
シャンデリアのついた豪華なこのお部屋、実はロイヤルスイートルームのごく一部。
客間、応接間、ベッドルーム、キッチンルーム、サウナなど、1つのお部屋の中に様々な空間があります。
あまりの広さに、嬉しそうに見て回る学生と、どこから見ていいやら迷ってしまう学生がどちらも続出でした笑
こちらは、宴会場を見学しているときの様子。
学生たちは、宴会の準備の仕方などのお話をメモしながら真剣に聞いていました。
さて、ご紹介した以外にも様々なお部屋を見せていただきましたが、ホテル見学のご紹介はこのへんにして。
この日のメイン、テーブルマナーの様子をお伝えします!!
こちらは会場にディスプレイとして特別にご用意いただいた、披露宴用のテーブルセッティング。
プレートが木製だったり、その色調に合わせたテーブルクロスや花瓶を使っていたりと、なんだかヴィンテージ感のあるおしゃれなセッティングですよね。
学生たちが席に着き、お客様が座るときの椅子を押すタイミングや、食事が始まる前のマナーを一通り教えていただいたところで、乾杯していざお食事スタート!
颯爽とお料理を運んだり下げたりしているスタッフさん、なんとお皿を2枚持ちしています。
お皿を一度に複数持っていても、お皿も立ち姿も全く乱れていません……かっこいい!!
国際おもてなし科・ホテル科の学生の皆さんはサービスの授業で4月から練習していますから、これは学生の皆さんもできそうですね!
緊張した面持ちで前菜を食べ進める学生たち。
学生たちが慣れない手つきで食事を楽しむ中、本校講師の高橋道彦先生が各テーブルを回り、細かいところを指導してくださっていました。
日本語がまだ苦手な留学生も、スタッフさんや先生の丁寧な説明のおかげで、マナーを理解しながら食べ進めているようでした。
しっかりカメラ目線の留学生男子2人笑
メインディッシュの頃には、ナイフとフォークの使い方も慣れてきたようですね!
スープの飲み方はイギリス式とフランス式があり、スープを手前から奥にすくうのはイギリス式で奥から手前にすくうのがフランス式だそうです。
マナーに種類があることに驚く学生が多く、「へぇー、奥からすくうのもアリなんだ!」などと言いながら飲んでいました。
他にもナプキンの使い方、食べるスピードは一つのテーブルで合わせること、左利きの人はどうすればいいかなど、様々なことを教えていただきました。
休憩をはさんだ後、最後は卒業生と料理長による講話を聴きました。
まずは卒業生の金さん。
学生のうちに色々な検定を受けておいた方が良いことなどを話してくれました。
本校では英検、秘書検、簿記、H検などなど他にも様々な検定対策の授業がありますから、社会人になって忙しくなってから後悔することのないように、努力してほしいですね。
こちらは料理長の野田さん。
お客様を第一に考えることの大切さ、自分の好きなことを仕事にする喜びについて教えていただきました。
ホテル科・国際おもてなし科の皆さんは夏期実習がありますから、サービスするときには今回学んだ事をぜひ活かしてほしいですね!
ホテルパティシエ科の皆さんは、普段作っているデザートがホテルではどのように提供され、どのようにお客様が召し上がるのかを具体的に知る良い機会となったのではないでしょうか。
今回のテーブルマナーが、皆さんの輝かしい未来へとつながる一筋の光となりますように。
予定よりだいぶ長ーくなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました☆