7/9(火) 高齢者等配慮が必要な方へのサービスを学ぶ
7月9日(火)、体験授業で高齢者等配慮が必要な方へのサービスを学びました。
今回は、国際ビジネス科の1年生が取り組みました。
まず、社会福祉法人みずほの特別養護老人ホームうらやすの方々から、うらやすの特色や加齢による変化についての講義がありました。
学生から「施設で食事を食べようとしないひとがいたらどうしますか?」という質問がありました。
「そのひとの昔からのルーティンがあるので、食べたくないときは無理に食事をしてもらうことはないですよ」とお話しいただきました。
ひとりひとりに合ったケアが大切だと学びました。
そして、高齢者の感覚を体験できるキットや車いすを使用し、お年寄りや身体が不自由な方々の感じかたを体験しました。
視点がぼやけて狭まる眼鏡を装着。
指先が曲げにくく、モノがつかみにくい手袋をつけました。
ベストにはおもりをつけ、ひじを曲げにくくするバンドをつけました。
廊下や階段を歩いてみました。
階段を降りるときには前からサポートを、昇るときには後ろからサポートをすると学びました。
靴にも重さがあり、インソールが斜めになっているため、サポートがないと不安定でした。
車いす体験では、スロープや段差の上り方と降り方を学びました。
急に動かすとびっくりしてしまうので、「動きますよ」「前が上がりますよ」など声をかけてから操作することが大切でしたね。
スロープでは、身体を車いすに近づけて押すことがポイントでした。
段差も、足や車いすの前輪を使用して操作することができました。
うらやすのスタッフのみなさま、誠にありがとうございました。
11月は、ホテル科と国際おもてなし科が体験授業をします。
また、施設訪問や交流会もあります。
とても楽しみです。