人を笑顔にする仕事 「ホテルマン宴会サービス 4800人の宴会を演出する卒業生」
仙台YMCA国際ホテル製菓専門学校の卒業生は、北海道から沖縄まで各地で活躍していますが、特に首都圏のホテルは接するお客様もサービスする内容も多岐に渡ります。
横浜のあるホテル。大変大きな宴会場を持つホテルです。世界会議なども頻繁に行われ、お客様もかなりの数になります。
先日横浜のホテルで勤務している本校の卒業生に話を伺いましたが、今彼は宴会サービスの責任者として活躍しています。
宴会とは、披露宴や式典などいろいろ
宴会というとお酒を飲んでワイワイというイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ホテルでの宴会サービスの仕事はホテルでも重要な仕事の一つです。
そのなかでも結婚式披露宴は、宴会サービス部門の役割になります。
披露宴以外でも宴会場で食事をすることはたくさんあります。会議で集まった方々の懇親会などもその一つです。経営者が集まる情報交換のパーティなどもあったりします。
宴会サービスは、食事を提供するのですが、披露宴でも会議でも、その進行に合わせた食事提供が大切になります。
誰かがスピーチをする時間なのに、こっちのテーブルではまだ食べ始めたばかりだったり、ガチャガチャうるさい音がしたりなどのことがあってはいけません。会の進行等にもしっかり気を配り、チーム力で宴会や会議をしっかりしたものにするのが宴会サービスの見せ所になります。
4800人でもひとりでも基本は同じ
卒業生はこれまでに4800人の宴会のキャプテンをした経験があるそうです。一度に4800人が食事をする風景を想像してみてください。スタッフだけでも300人以上になるはずです。これをまとめること、そしてお客様の笑顔を引き出すことに全能力を傾けているのです。
卒業生は言っていました。「一人のお客様であっても4800人のお客様であっても基本は同じ、一人ひとりに丁寧に接することです。」
当日を迎えるまで、サービスの動線はもちろん、スタッフ一人ひとりの歩くスピードなども計算するそうです。
ホテルマンってかっこいいですね。