特別養護老人ホームうらやす訪問
晩秋の11月25日、28日。2日間にわたって、ホテル科・国際おもてなし科・国際ビジネス科の1年生54名が、名取市にある特別養護老人ホームうらやすを訪問させていただきました。
本校では、授業の一環として、高齢者や配慮が必要な方へのサービスを学んでいます。
事前に、施設のスタッフの方を講師としてお招きし、高齢の方や体の不自由な方はどのような配慮が必要かを学び、また実際に車いすの操作の仕方なども体験しました。
その後に施設を訪問させていただき、「おもてなし交流のつどい」を催しました。
当日は、施設の広いフロアに、ソファやテーブルをセッティングしていただき、ホテルのラウンジのような雰囲気で、お茶とお菓子を楽しんでいただけるように演出しました。
お菓子はサブレ、そして仙台名物の「九重」を差し上げました。ティーカップのカバーを外すと、皆様から「あら~」「かわいらしい」などとお声が上がり、サービススタッフがお湯を注ぐと「懐かしい・・」「きれいですね・・」等、九重の話題で盛り上がりました。
留学生の母国の紹介や、ネパールの民族舞踊の披露など、熱心に耳を傾けてくださり、楽しい懇談が続きました。
両日とも、それぞれ約30名の皆様がお越しくださり、とても和やかなティータイム&交流会となりました。
日ごろから違う年代の方々と接する機会も少ない学生たちの中には、今回の交流会で自分の祖父母に想いを重ねる学生もいたようです。また、東京YMCA出身の方より励ましのお言葉をいただき、学生たちも大変感動しておりました。
お客様がお帰りになる際には、「また、来年お会いしましょう!」と笑顔でお見送りしていました。
このような感動体験が、学生たちの心の成長に大きな影響を与えてくれると信じております。