震災学習で荒浜小学校を訪問しました。
6月20日(火)に震災学習のため、震災遺構 荒浜小学校を訪問しました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の当日に起こった状況を詳しく説明していただき、震災の悲惨さ、そして今後備えておくことなど、震災について改めて考えることができたとてもいい機会になりました。
スタッフの方が小学校を案内してくださいました。
校舎1階
壁面や黒板の湾曲、天井の破損状態から津波の威力の大きさや流れ込んだ大量のがれきの様子を知ることができます。
校舎4階廊下
廊下西側の突きあたりには、津波到達時刻である15時55分で針を止めた体育館の時計が展示されていました。
校舎4階 展示室「3.11荒浜の記憶」
関係者の証言や当時の記録をもとに、地震発生から避難、津波の襲来、そして救助されるまでの活動を振り返る映像「3.11荒浜小学校の27時間」を観ました。
校舎4階 展示室「在りし日の荒浜」
元住民の方々が制作に協力した模型などで、荒浜地区の歴史と文化、荒浜小学校の思い出などの様子を見ることができました。
校舎4階 展示室「明日への備え」
簡易トイレや防災グッズの展示もありました。
校舎屋上
震災時に避難した屋上まで上がりました。
最後に海まで歩いて行き、慰霊の塔を見学しました。
~学生のレポートより~
この震災学習を通して、避難訓練の大切さと瞬時の状況判断が災害での生死を分けると
学びました。訓練にしっかりと取り組めばもし災害が起きたときに素早く行動でき、正し
い状況判断することができます。次にいつ大きな災害が来ても対応できるようにより一層
訓練に取り組もうと思いました。
将来ホテルスタッフを希望する学生たちは、震災が起きた際にどのような行動をすればいいのか、自分の身も守りながらお客様も守るためにはどうしたらいいのか考える貴重な経験になったと思います。
今回案内して下さったスタッフの皆様、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。