思い出を演出するホテルスタッフ

昨年11月末、山形県南陽市にある赤湯温泉に一泊する機会がありました。「山形座瀧波」というこのホテルは、2017年にオープンした全客室源泉かけ流しの露天風呂付のホテルです。

古い蔵や小学校を改築して作られた施設には、木のぬくもりを感じる趣があります。源泉から空気に触れることなく直接各部屋につながる温泉や山形の素材にこだわった食事など宿泊する人がわくわくするような趣向が各所に織り込まれています。

卒業生に会いました

こちらのホテルで働いている卒業生にも会うことができました。いつも素敵な笑顔をを見せてくれる彼女に癒されるお客様も多いことと思います。

思い出を作るということ

旅行をすると、その場所の名所や名物、観光地の素敵な風景など多くのことが記憶に残ります。その時に出会ったホテルマンの記憶もある人もいるかもしれません。その旅行にとって最も大切なのは、その旅行のすべてが「思い出」になるということです。旅行が家族や恋人と過ごしてきた何年間の中のとても印象的な日になるということは、歴史が作られるということです。旅行は、その人の、その家族のとても大切な歴史です。ホテルマンはその歴史上の人物にはならないかもしれませんが、ストーリーの登場人物として大切な役割なのです。