【レストランサービス】教えられるまで学ぶレベルを目指しています！

2020-08-05 06:46加藤雄一コラム

まもなく前期終了

新型コロナウイルスの影響で約1ヵ月遅れてスタートした今年度の授業も、今週で前期が終了します。本来であれば、1年生は、2か月のインターンシップが始まり、いよいよ本物のお客様に対応する経験を積んでいくことになる予定でしたが、残念ながらインターンシップは冬期に延期となりました。

YM検定に向けて

1年生は、インターンシップに向けてサービス技術を学んできましたが、インターンシップ前に必ずYM検定（YMCAサービス検定試験）に合格する必要があります。

この検定試験は、2年生で受験するレストランサービス技能検定を意識して作られた検定試験で、学生が目標とする国家試験です。朝食サービスをお客様のお出迎えから、サービス、お見送り、リセットまで、約9分で行うものです。入学して3ヶ月、スムーズに、美しく、和やかなサービスを提供するために毎日放課後も残って練習を続けています。

先輩が後輩を指導

先日は、1年生一人ひとりに対して2年生がついて、細かなアドバイスをしてくれました。1年生にとっては、どこまでの完成度を求められているのかを知るとても良い機会になります。先輩の一言一言が重く感じられていたようです。2年生にとっては、これまでの復習になることはもちろんですが、後輩を指導することによって、学びが定着します。YMCAでは、「教えられるようになる」ところまで学ぶことを目標としています。

専門学校でしっかりとした技術や知識を身につけることは、将来のために当然必要なことです。何となくできるのではなく、ちゃんと確実にできる。その当たり前のことをしっかりと身につけさせたいと願っています。